会社概要

ご挨拶

泰平の眠りを覚ます上喜撰(^※) たった四杯で夜も寝られず
※「上喜撰」…当時の高級茶の銘柄。「上喜撰」と「蒸気船」、つまり黒船をかけている。上喜撰をたった四杯のんだだけで、つまり蒸気船が四隻来航しただけで夜も寝られないほど慌てているのは情けないと皮肉っている当時の狂歌

弊社の発祥は「黒船来航」の1年前、1852年(嘉永5年)に初代与助が日本橋箱崎町で創業した「十一屋与助商店(麻船具問屋)」にさかのぼります。

当時利根川から江戸に向けての河川舟運の交通の要所は千葉県の関宿で、銚子・野田方面から米・味噌・醤油・酒などを運んでいました。
初代は当時の関宿喜多村商店での修行を経て、おもに高瀬舟等の木造船の麻船具を取扱っていました。

そして現在、田中産業は船舶業務一筋に、官庁船、商船、漁船、プレジャーボートにいたるまでのユーザーにハード面では造船機械、副資材、ボート、エンジン販売・メンテナンスまで、ソフト面ではボートライセンスからレンタルボートの受付業務まで、多岐にわたる事業を行っております。

東京築地にて営むマリンショップONZE MARINETは、初代の屋号であった十一屋にちなんでフランス語の11(ONZE)と、マリン業界のつながり(マリンネットワーク)を大切にしたいという意を重ねて命名したものです。

西暦2012年10月1日には、弊社の創業160周年を無事迎えることができました。2013年は江戸開府410年、開国160年目の年にになります。その節目の年に弊社創業160周年記念事業として2月に本社ビルが完成致しました。
海と共にさらなる飛躍をと考えています。

激動の時代にあって、私たち田中産業株式会社は船舶関連用品商社の草分けとしての永い経験を生かしながら、これからもマリン業界の包括的サポート企業としてさらなる飛躍をめざしてまいります。

 
田中産業株式会社